三寒四温の季節は過ぎ去り、ふと意識すればこんな時間でもまだ日が暮れきっていないのかと落陽に魅入られながら、自分を包む空気の匂いからも季節の移り変わりを感じる今日この頃、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。
お疲れ様です。
貴重な時間を割いてまで、ここを覗きに来てくださる麻雀が好きだったり、ぱちんこが好きだったり、回胴式遊技機が好きだったり、アレンジボール遊技機が好きだったり、じゃん球遊技機が好きだったりする貴方に贈るIREMひみつ情報局のお時間です。
ゲームセンターが好きだったり、カジノバーが好きでも何の問題も御座いません。
今回のテーマは、パチスロです!!
パチスロとは「パチンコ型スロットマシン」の略称であり、法律上は「回胴式遊技機」と称される風俗第四号営業店に設置された遊技機を示す言葉、まあ平たく言えばレバーを引くとリールが回り、ボタンを押すと絵柄を止まって時たまメダルを吐き出すアレのことです。
そのパチスロに搭載する液晶映像を制作することがアイレムの業務の一部であり、不肖私めの生業です。
また、去年には6号機と呼ばれる新しい規則で作られたパチスロが登場しました。
そこで思い付いたのがパチスロとアイレムの歴史紹介、アイレムスタッフに対する6号機アンケートです!!!
皆様にパチスロとアイレムのことをもっと知って貰おうぜ!!!!
実際にパチスロの制作に携わっている人達は6号機についてどう思っているか知りたくなぁい⤴?????
という気持ちを抑えきれず今回の内容を書き連ねているのですよ!!!!!!
ということで、早速パチスロとアイレムの歴史紹介に参りましょう。以下は簡易的な時系列です。
パチスロ アイレム
1964年 誕生
1980年 0号機
1985年 1号機
1988年 2号機
1990年 3号機
1992年 4号機
1997年 誕生
2005年 5号機
2006年 東京開発室開設(赤坂)
2008年 東京開発室移転(蔵前)
2011年 東京開発室移転(神田)
2018年 6号機
パチスロの歴史は古く、誕生は東京オリンピックと同じ年であり、50年以上も前に誕生しました。
残念ながら私はまだこの世に生れ落ちておらず、両親もまだ出会ってすらいないと思われます。(どうでもいい)
その後パチスロは数年ごとに基準が変わっていきます。理由はまあ色々とあったのでしょう。
アイレムの歴史はパチスロに焦点を絞って記載しています。現アイレムが誕生したのは1997年、パチスロは4号機時代真っ只中となります。
当時、アイレムは石川県以外の拠点を持たず、まだパチスロの映像制作にも携わっていません。
また、パチスロにおいても液晶が搭載され始めたのは、1999年頃からとなります。
アイレムがパチスロの映像制作を手掛け始めたのは、パチスロが5号機となってからであり、それに伴い、パチスロの映像制作をメインとした東京開発室が2006年に赤坂に開設され、規模の拡大に応じて、蔵前への移転を経て、現在の神田に至ります。
パチスロとアイレムはこのような歴史を歩み、現在では2018年にパチスロは6号機へと移行し、アイレムもその映像制作を鋭意進行中であります。
6号機とは何ぞやということを軽くと説明しますと、5号機と比べて早いスピードでメダルを吐き出しますが、吐き出されるメダルの総量は減った、といったところですかね。
映像制作にフォーカスしますと、世紀末頃からパチスロに液晶が搭載され始め、今では液晶搭載が主流であり、当時と比べて大幅に進化しています。
その進化は家庭用テレビゲームのそれと似通っていて、パチスロの液晶の当時と現在の違いは、家庭用テレビゲームの登場時と現在の違いと同様と言えます。今後も似たような変遷を辿りそうです。
パチスロにも最先端の映像技術であるVRやARが応用されるかもしれません。
では次にアンケートに参りましょう。
アンケートは全6問、内容と結果は以下の円グラフになります。
アンケートを総括しますと、一言で言ってシビアな結果となりました。
①と②の結果を見るに、5号機の時代がなまじ長かった分、6号機になってまだ間もない現在では、「5号機の時は~」という思いが根強く残っているため、6号機はまだ受け入れられていないようです。
今後この思いがどのように変化していくのか注目したいところです。6号機に慣れて馴染んでいけばまた違った結果になるでしょう。
③の内訳は、現在進行形で話題となっているおよそ8枚ずつメダルを吐き出すパチスロが圧倒的多数を占めていました。私もかなり気になっています。
④に関しては、今までのパチスロの続編であったり、版権やアイドルといった個人個人の趣味嗜好に基づいた結果であり、まさに十人十色でした。
⑤の結果からパチスロに求めているものは、やはり刺激であり、普段の生活では味わうことのできない非日常感を求めている声が多いようで、それは⑥で現状に対する要望として語られていました。
⑥は⑤を色濃く反映し、刺激を求める人はさらなる刺激を求め、遊べる環境を求める人はさらなる心地よい空間を求めるといったところです。
この2者間は永遠に交わることなく解り合えないかもしれません。
如何でしょうか。
パチスロは時の流れと共に短いスパンでその在り様を変化させます。4号機、5号機の時代は13年間という永い時間だと思われますが、その中でマイナーチェンジを繰り返しながら時にブレイクスルーを起こし姿形を一変させます。
そんな絶えることのない進歩、前進の末に辿り着いた先の6号機。今後はどのような変化が待っているのでしょうか。
パチスロに映像制作という形で係わっている身としては、今後の行く末に期待しながらも気を引き締めて業務に邁進し、パチスロの輝かしい未来の一助を担いたい所存です。
皆様の中にはパチスロに明るい方、多少の興味を持っている方、その存在自体が曖昧模糊である方、様々であるとは思いますが、この文章が何かの足しになるのであればこれ幸いといったところで締めようかとと思います。
最後まで読んで戴き有難う御座います。
パチスロに愛を。皆様には栄光と祝福を。